2019年08月12日
CFP vol.34 アンナ・ヴォロジェツォヴァさん
CFP vol.34
ロシアの文化を広めるために“Russian Club Okinawa”を立ち上げた、ハバロフスク出身のアンナ・ヴォロジェツォヴァさんを紹介します
インタビュー当日、大きなバスケットに沢山のピロシキを詰めて私達の目の前に現れたアンナさん。その姿にうっとり
-アンナさん-
皆さんにロシアのピロシキを食べてもらおうと思って作ってきました
お口に合えば嬉しいです。
-ちゅら子-
わぁおこんなに沢山ありがとうございます
早速、いただきまーす!!
-ちゅら子-
おいしいっ
レバーペーストや蒸した豚肉!? にジャガイモ、玉ねぎ、ジャムやバターまで!!!いろいろな具材がパンに挟まれていて、エネルギー補給に良いですね
-アンナさん-
ありがとうございます(#^.^#)
実は、皆さんにロシアの伝統料理を知ってもらいたくて、定期的にロシア料理教室を開いています
ロシアといっても、私が高校生になる前はソビエト連邦と呼ばれていました。私の成長とともに食べてきた料理は、母が、祖母から受け継いできた料理です。そのため、私が紹介する料理はソビエト伝統料理という方がしっくりきます。料理教室では時代背景を説明しながらロシア料理として紹介しています
-ちゅら子-
料理を教えるだけでなく、料理を通して文化的な背景も紹介しているのですね
ロシアの料理と言えば、ボルシチが真っ先に浮かびますやはり、寒い地域ならではの料理があるのでしょうか
-アンナさん-
私が育ったハバロフスクは−35℃にもなる極寒の地です
-アンナさん-
冬が長いので身体を温めるスープ料理が豊富ですよ。
キャベツをベースにしたシチーや魚のスープ、カーリヤは有名ですね他にもメドヴーハは、ハチミツから作ったアルコール飲料のことで、身体を温めてくれます!風邪に効きますよ
-ちゅら子-
ソビエト時代から培ったロシア料理は、極寒の冬を越すための知恵なのですね
そんなロシアから遠く離れた暑い島、沖縄に来た理由は何ですか
-アンナさん-
きっかけは空手です。
ロシアでは日本の文化に興味があって空手や柔道、剣道を始める人が多いです私もその一人で、沖縄出身の師匠から空手を教わっていました。その師匠に「ロシアのこと知っていますか?」と聞いたら、「沖縄に住んでいるほとんどの人はロシアのことを知らないと思うよ」と言われてショックを受けたんです。
それなら沖縄に行ってロシア文化を紹介しようと思いました。
⁻ちゅら子₋
気候も文化も違う沖縄に住んでみていかがですか
⁻アンナさん⁻
初めての沖縄は石垣島でした
島の人たちは誰に対してもオープンで、三線を弾きながらカチャーシーを一踊っていました
私が育ったハバロフスクも家族や友達同士で輪になって踊ったり歌ったりしていたので、その雰囲気が古き良きソビエト時代を思い出し懐かしい気持ちになりました。
-ちゅら子-
確かに沖縄では村の行事などで歌ったり踊ったりします
お祝い事があると三線とカチャーシーで盛り上がりますね
そういえば、私とアンナさんの出会いは、中城モールビーチのこかげ市でしたね
ピロシキやマトリョーシカ(入れ子式木製人形)を販売されていて、まさか、沖縄でロシアの食べ物や民芸品が手に入るとは思いもしませんでした
-アンナさん-
ちゅら子さんのようにロシアの民芸品に興味を持ってくださる方は多いです
最近では年に2回、私がよく利用するショッピングセンターの広場をお借りして「ロシア民芸フェア」を開催しています
-アンナさん-
ステージを設けてロシア舞踊や劇、空手も披露していますよ
-ちゅら子-
お客さんもロシアの文化に触れて新鮮でしょうね
-アンナさん-
マトリョーシカの絵付け体験もあります。
「伝統食、民芸品、絵付け体験、舞台での催し」と幅広くロシア文化を紹介しているので、お客さんも喜んでくれます
-ちゅら子-
ロシア民芸フェアでは、私も絵付け体験(マグネットになっている小ぶりの人形)しました。あまりにも楽しくて時間を忘れ夢中になってしまいました( ´艸`)自分で言うのも何ですが・・・かわいくて気に入っています
それと、定期的に開催しているアンナさんのロシア料理教室にも参加させていただきました。
2種類のペリメーニ(水餃子)と2種類のブリヌィ(クレープ)をロシア音楽に合わせてノリノリで作ったのもアンナさん流なのでしょうね食べた感想はもちろん「Очень вкусноオーチン フクースナ」毎日食べたいくらい美味でした。
-アンナさん-
喜んでいただけて嬉しいです
最近では、ロシア文化講座もはじめましたよ!
ソビエト時代の人々の生活やお料理、子どもの教育について話しています
-ちゅら子-
沖縄に住んで3年目ということですが、積極的に活動していますね
お料理教室や文化講座などの教養のみならず、ロシア民芸フェアやこかげ市、あたいぐぁ朝市などのイベントにも出店されていて、たくさんの人々との交流も増えているのでは!! 今後もこのような取り組みは継続していくかと思いますが、他に考えていることはありますか
-アンナさん-
あります
いつでも皆さんにロシア料理(飲み物を含めて)を食べてもらいたいので、カフェを開きたいですね
-ちゅら子-
アンナさんの作った料理を食べながらロシア文化が学べるカフェ!!素敵です
初めてお会いしたときにロシアのことを教えてもらいましたが、感動したことがあります。それは、マトリョーシカは児童の教育に役立つということです。マトリョーシカとは入れ子式木製人形のことですよね。胴体が割れて中から人形がでてきます。更にでてきた人形を開けるとまた人形がでてきて、それぞれの人形は一つの物語のキャラクターになっています。物語を語りながら胴体をパカッと外し、人形が出てくる。まるで、登場人物が絵本から飛び出してくる感覚で楽しめますね
-アンナさん-
ありがとうございます
ロシアの文化を広めるために“Russian Club Okinawa”を立ち上げた、ハバロフスク出身のアンナ・ヴォロジェツォヴァさんを紹介します
インタビュー当日、大きなバスケットに沢山のピロシキを詰めて私達の目の前に現れたアンナさん。その姿にうっとり
-アンナさん-
皆さんにロシアのピロシキを食べてもらおうと思って作ってきました
お口に合えば嬉しいです。
-ちゅら子-
わぁおこんなに沢山ありがとうございます
早速、いただきまーす!!
-ちゅら子-
おいしいっ
レバーペーストや蒸した豚肉!? にジャガイモ、玉ねぎ、ジャムやバターまで!!!いろいろな具材がパンに挟まれていて、エネルギー補給に良いですね
-アンナさん-
ありがとうございます(#^.^#)
実は、皆さんにロシアの伝統料理を知ってもらいたくて、定期的にロシア料理教室を開いています
ロシアといっても、私が高校生になる前はソビエト連邦と呼ばれていました。私の成長とともに食べてきた料理は、母が、祖母から受け継いできた料理です。そのため、私が紹介する料理はソビエト伝統料理という方がしっくりきます。料理教室では時代背景を説明しながらロシア料理として紹介しています
-ちゅら子-
料理を教えるだけでなく、料理を通して文化的な背景も紹介しているのですね
ロシアの料理と言えば、ボルシチが真っ先に浮かびますやはり、寒い地域ならではの料理があるのでしょうか
-アンナさん-
私が育ったハバロフスクは−35℃にもなる極寒の地です
-アンナさん-
冬が長いので身体を温めるスープ料理が豊富ですよ。
キャベツをベースにしたシチーや魚のスープ、カーリヤは有名ですね他にもメドヴーハは、ハチミツから作ったアルコール飲料のことで、身体を温めてくれます!風邪に効きますよ
-ちゅら子-
ソビエト時代から培ったロシア料理は、極寒の冬を越すための知恵なのですね
そんなロシアから遠く離れた暑い島、沖縄に来た理由は何ですか
-アンナさん-
きっかけは空手です。
ロシアでは日本の文化に興味があって空手や柔道、剣道を始める人が多いです私もその一人で、沖縄出身の師匠から空手を教わっていました。その師匠に「ロシアのこと知っていますか?」と聞いたら、「沖縄に住んでいるほとんどの人はロシアのことを知らないと思うよ」と言われてショックを受けたんです。
それなら沖縄に行ってロシア文化を紹介しようと思いました。
⁻ちゅら子₋
気候も文化も違う沖縄に住んでみていかがですか
⁻アンナさん⁻
初めての沖縄は石垣島でした
島の人たちは誰に対してもオープンで、三線を弾きながらカチャーシーを一踊っていました
私が育ったハバロフスクも家族や友達同士で輪になって踊ったり歌ったりしていたので、その雰囲気が古き良きソビエト時代を思い出し懐かしい気持ちになりました。
-ちゅら子-
確かに沖縄では村の行事などで歌ったり踊ったりします
お祝い事があると三線とカチャーシーで盛り上がりますね
そういえば、私とアンナさんの出会いは、中城モールビーチのこかげ市でしたね
ピロシキやマトリョーシカ(入れ子式木製人形)を販売されていて、まさか、沖縄でロシアの食べ物や民芸品が手に入るとは思いもしませんでした
-アンナさん-
ちゅら子さんのようにロシアの民芸品に興味を持ってくださる方は多いです
最近では年に2回、私がよく利用するショッピングセンターの広場をお借りして「ロシア民芸フェア」を開催しています
-アンナさん-
ステージを設けてロシア舞踊や劇、空手も披露していますよ
-ちゅら子-
お客さんもロシアの文化に触れて新鮮でしょうね
-アンナさん-
マトリョーシカの絵付け体験もあります。
「伝統食、民芸品、絵付け体験、舞台での催し」と幅広くロシア文化を紹介しているので、お客さんも喜んでくれます
-ちゅら子-
ロシア民芸フェアでは、私も絵付け体験(マグネットになっている小ぶりの人形)しました。あまりにも楽しくて時間を忘れ夢中になってしまいました( ´艸`)自分で言うのも何ですが・・・かわいくて気に入っています
それと、定期的に開催しているアンナさんのロシア料理教室にも参加させていただきました。
2種類のペリメーニ(水餃子)と2種類のブリヌィ(クレープ)をロシア音楽に合わせてノリノリで作ったのもアンナさん流なのでしょうね食べた感想はもちろん「Очень вкусноオーチン フクースナ」毎日食べたいくらい美味でした。
-アンナさん-
喜んでいただけて嬉しいです
最近では、ロシア文化講座もはじめましたよ!
ソビエト時代の人々の生活やお料理、子どもの教育について話しています
-ちゅら子-
沖縄に住んで3年目ということですが、積極的に活動していますね
お料理教室や文化講座などの教養のみならず、ロシア民芸フェアやこかげ市、あたいぐぁ朝市などのイベントにも出店されていて、たくさんの人々との交流も増えているのでは!! 今後もこのような取り組みは継続していくかと思いますが、他に考えていることはありますか
-アンナさん-
あります
いつでも皆さんにロシア料理(飲み物を含めて)を食べてもらいたいので、カフェを開きたいですね
-ちゅら子-
アンナさんの作った料理を食べながらロシア文化が学べるカフェ!!素敵です
初めてお会いしたときにロシアのことを教えてもらいましたが、感動したことがあります。それは、マトリョーシカは児童の教育に役立つということです。マトリョーシカとは入れ子式木製人形のことですよね。胴体が割れて中から人形がでてきます。更にでてきた人形を開けるとまた人形がでてきて、それぞれの人形は一つの物語のキャラクターになっています。物語を語りながら胴体をパカッと外し、人形が出てくる。まるで、登場人物が絵本から飛び出してくる感覚で楽しめますね
-アンナさん-
ありがとうございます
マトリョーシカは子どもの感性を豊かにするし、道徳教育にもいいですよ。 小さい子が自然に数の数え方を覚える事にも役に立っています
将来、大好きな沖縄でカフェを開いたときは、 たくさんの人にロシア料理と文化に触れてほしいです
今、オープン場所を探している最中です(*´▽`*) もう少しお待ちください~
-ちゅら子・ごさまるお-
ワクワクしますね~
ロシアのカフェがオープンしたらこのブログでも紹介しますね。 その時が楽しみです
アンナさんと出会ってロシアを身近に感じるようになりましたこれからもアンナさんに注目して、ロシアの文化などに触れていけたらと思います。
Interviewee:アンナ・ヴォロジェツォヴァ
Interviewer:ちゅら子・ごさまるお
Writer:ちゅら子
Editor:ごさまるお
Proofreader:プー子
将来、大好きな沖縄でカフェを開いたときは、 たくさんの人にロシア料理と文化に触れてほしいです
今、オープン場所を探している最中です(*´▽`*) もう少しお待ちください~
-ちゅら子・ごさまるお-
ワクワクしますね~
ロシアのカフェがオープンしたらこのブログでも紹介しますね。 その時が楽しみです
アンナさんと出会ってロシアを身近に感じるようになりましたこれからもアンナさんに注目して、ロシアの文化などに触れていけたらと思います。
Interviewee:アンナ・ヴォロジェツォヴァ
Interviewer:ちゅら子・ごさまるお
Writer:ちゅら子
Editor:ごさまるお
Proofreader:プー子
Posted by CFP at 18:24│Comments(0)
│人物紹介
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。