2019年07月28日

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

はいたーい!
Vol.33は、アフリカンアートをはじめ、世界各国の雑貨(民芸品)を販売している、イスラエル出身のダン・ギヴォンさんにインタビューしました♫

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-お紅-
はじめまして☺
素敵な雑貨や写真が所狭しと並んでいますね~!どれも可愛くてほしくなっちゃいますキョロキョロ
普段から、嘉手納の道の駅で販売しているのですか!?


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
そうですね(#^.^#)天気のいい日はいます赤ハイビスカス
沖縄各地で開催されるイベントにも出店しています。


-お紅-
どれも個性的な品物ですが、写真もありますねーキラキラ 
こちらに展示されている写真は、ダンさんが撮影したのですか❓
どこかの民族!?部族!?の子どもたちでしょうか・・・はてな子どもたち、めっちゃ、笑顔ですね😍
他にも、野生の動物ですか!?今にも写真から飛び出してきそうで魅入ってしまいます👀


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
私は、世界各地で見られる日食に合わせて旅をしています🌒
自然を撮ったり、自然界に生きる動物を撮ったり、各地で出会った子どもたちを撮影するのが好きです。20年前にはじめてアフリカへ行ったときに、子どもたちの笑顔がとてもピュアで美しく、思わずカメラを向けてしまいました📷


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ちゅら子-
初めて会う人に、こんなに素敵な笑顔をみせるの?っていうぐらい、愛くるしいな表情を見せていますねハート
子どもたちの心を掴むのが上手なのですね。


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
子どもたちは素直で、私のような外国から来た人に興味をもって接してきます。
とはいえ、その土地に生きる民族にはルールがあり、そのルールを尊重することが大切です。もし、言葉がわからない場合は、現地のガイドさんにお願いして通訳してもらいます。ガイドさんとは英語でやりとりするので、スムーズに交流ができます🌎


-お紅-
ダンさんが現地の人々と心を通わせて買い付けたアートや雑貨は、デザインが面白く色がカラフルで興味深いですね。特に「ろうけつ染め」が気に入りましたキラキラ こちらの商品は、嘉手納の道の駅でしか買えないのですかはてな


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
買い付けたアートや雑貨の中には、私の妻がひと手間加えてキーホルダーやアクセサリーに変身させることもありますキラキラ これらはwebサイト“GIVE-ON“で販売しているので、ぜひ、チェックしてみてください♪赤
アフリカンアートオンラインショップ→http://give-on-africa.com/


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-お紅-
そうなんですねびっくり!!ダンさんのお話を聞きながら道の駅で購入するのもありだし、サイトで気軽にチェックできるのもいいですね😊

さて、ここからはダンさんの故郷、イスラエルについて教えてください。
私のイメージするイスラエルは・・・長い間、戦争や紛争に翻弄されている。様々な宗教が混在している。そういった印象がありますが、ダンさんの信仰している宗教はなんですかはてな


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
ユダヤ教です。ユダヤの人たちは、みんなで助け合い、支え合う精神があります。
聖書を読んでよく勉強しているので賢いですよ。


-お紅-
ウチナー(沖縄)にも「ゆいまーる」という言葉があり、似たような精神性がありますびっくり
イスラエルを少し調べたのですが、ITの先進国ですよね!?


-ダンさん-
そうですねびっくりイスラエルはITが進んでいて、最近では、ソ連、アメリカ、中国に続いて、民間月面調査機を打ち上げました。失敗に終わりましたが、頑張っていますよ!
他にも、サイバーセキュリティ対策がしっかりしています。
私が生まれた頃から紛争はあったので、自国を守るためにもセキュリティは厳しいです。世界で一番だと思います!!


-お紅-
知らないことだらけで驚きましたびっくり!
私たちの情報源であるメディアが伝えてないこと・・・沢山あるのでしょうね。
ユダヤと聞いて最初に思い浮かぶのが、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人の大量虐殺)ですが、イスラエルではホロコーストに関連する行事などはあるのでしょうか?


-ダンさん-
あります。
イスラエルには、ヤド・ヴァシェム(ホロコースト追悼記念館)があって、毎年、ナチスによって大虐殺されたユダヤ人を追悼するヨム・ハショア(ホロコーストメモリアルデー)が行われます。そのときはイスラエル中が悲しみに溢れ涙を流しますが、数日後にはヨム・アツマウート(イスラエル独立記念日)があってお祭りムードになります。
悲しいこともあったけど、気持ちをアップして、前向きに頑張っていくんだ!と再決意します。


-お紅-
いろんな気持ちが入り混じりますね。


-ちゅら子-
ネット情報ですが、イスラエルでは高校を卒業してすぐに軍隊に入るとありました。本当ですかはてな


-ダンさん-
本当です。18歳から21歳までの3年間、必ず入隊しなければなりません。
女性は18歳〜20歳まで入隊します。


-お紅・ちゅら子-
えーーーーーーーーーー⁉女性も軍隊に⁉


-ダンさん-
女性の場合は軍関係の事務などをしているようですが、最近では紛争地域に行く人もいるようです。
軍隊が終われば、大体の人は世界1周の旅にでかけます。


-お紅-・ちゅら子-
えーーーーーーーーー⁉世界1週の旅⁉


-ダンさん-
はい。日本ではこの位の年齢だと大学などにいくでしょ❓自由があるでしょはてな
でも、イスラエルでは18歳から入隊し兵役中は戦闘で大怪我をして障害を負う人、命を落とす人もいます。かなり辛い時期を過ごすため、兵役を終えて自由になる22歳頃から旅にでかける人が多いですびっくり!!
もちろん、1年旅して帰ってきたら、ITの勉強などをして仕事に就きます。


-ちゅら子-
へーーーびっくり知らないことだらけです。
ITやセキュリティ以外にもコンピューターなどを駆使した技術職ってあるんですかはてな


-ダンさん-
イスラエルは雨🌧が半年ほど降らないので、農作物を育てるのがとても大変。だから、海水を真水にして、畑に水を送るというテクノロジーが開発されていますびっくり!!そのテクノロジーがアフリカやインドで利用されていますGOOD
オリーブ・ぶどう・ゴマ・豆などが栽培されています。ホモス豆がオススメキラキラ よくチックピースと言われていますコレ!沖縄でも購入できるので、ぜひ食べてみてください😊セサミソース、ガーリック、レモンを入れるととても美味しいですよびっくりピタパンにたくさん野菜をいれて、鶏肉も入れて食べると最高キラキラ 


-お紅-
美味しそうびっくり!!イスラエルの料理って体に良さそうですねOK


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ちゅら子-
イスラエルのお料理を含め、イスラエルのことを少し想像できる本を読んだことがあります!それは、イスラエル出身のエトワル・ケレットが著した「突然ノックの音が」です。宗教や人種の違いで差別を受け苦しんでいるている人の声が表現されていて、読んでいてかなり複雑な気持ちになりました。それでも最後は頑張ろう!という気持ちが込められているなぁと感じたのでお紅も読んでみて~!
ダンさんが皆さんにオススメしたい本ってありますかはてな


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-ダンさん-
あります。「バドリナ」というタイトルですが、残念ながら日本語訳はありません。他には、真壁クリステルさんの「沖縄の先祖とイスラエル」です。沖縄の文化とイスラエルの文化が似ている!繋がっているんじゃない!?と考えてしまう本です。

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-お紅-
興味深いですねびっくり!!沖縄は琉球時代にたくさんの国々と交流していたので、もしかしたらイスラエルと繋がっているかもしれませんね!そう考えると、ダンさんと私達の出会いも面白いですね。
世界中を旅しているダンさんですが、なぜ沖縄に住もうと決めたのですか?


-ダンさん-
もともと妻と東京に住んでいたのですが、疲れてしまって。それで一ヶ月ほど東京から離れて車で鹿児島を旅しました。より、南に行ってみようと思って、鹿児島から船で沖縄へ渡りました⛴沖縄はすごく温かいし時間の流れがゆっくりしていて住みやすいです三線何といっても、沖縄の人って真面目だけど、硬くない真面目だから大好きです赤しまぞうり黄しまぞおり


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-お紅-
沖縄の料理はお口に合いますかはてな


-ダンさん-
沖縄そばは食べますお箸でも私はユダヤ教なので、豚肉は食べません。
焼き鳥が一番好きですラブ


-お紅-
そうか!そうですよね。
ダンさんのルーツやアイデンティティを理解して尊重していくことが大事ですね。
最後に、ダンさんの夢をお聞かせくださいびっくり


-ダンさん-
イスラエルが平和になって、世界も平和になることです🌏平和であれば、私自身も安心して旅を続けられます。
そして、世界中の子どもたちの写真を撮りたいですびっくりその写真を展覧会などで発表したいです。あと、本を書いてみたいです!
私にとって旅することは、私の心と暮らしを豊かにしていきます。そのことに感謝しこれからも楽しく過ごしていきたいです♪赤


CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん

CFP vol.33 ダン・ギヴォンさん


-お紅-
ダンさんとの出会いで、イスラエルの人々の暮らしを知ることができましたおすまし
ダンさんが仕入れてきたアートや雑賀を手に取り、ここに並ぶまでの経緯を聞くことで、私も世界を旅した気分になりました!自分の国が一番ではなくて、どの国にも文化・伝統・暮らしがあるんだなぁ・・・と。当たり前のようだけど、相手を尊重するのって難しい部分もあるので、ダンさんのお話を聞いて、気を付けなければいけないなぁ、と思いました。世界から紛争がなくなり、お互いを理解して対等な関係でありたいですね☺


-お紅・ちゅら子-
ダンさん、いっぺーにふぇーでーびる✨



Interviewee:ダン・ギブォン
Interviewer:ちゅら子・お紅・ごさまるお・エリナ
Writer:お紅
Editor:ちゅら子
Proofreader:プー子


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